滑音について

二胡らしい滑音。

たとえビブラート が思うようにかけられなくても、

滑音ができたら、それだけでも二胡らしい音色に近くなります。


歌のように自然なポルタメントをかけるために大事なのは


弦をタップする指をリラックスさせる


こと。


最初はどうしても必要以上に力が入ってしまうので、

「力を抜く」ことを意識しましょう。


「きたきたきた〜」というプレッシャーや気合いがあると

うまくいきません。


「あ、できるできる♪」


くらいの軽い気持ちで試してみてはいかがでしょう。


この感覚はトリルにも有効です。



低い音から楽譜の指示のピッチに向かって滑音を入れていく場合、

半音くらい低い音から入れていくのがおすすめです。


それから案外見逃されがちなのは「速度」


早いと滑音が聞こえまえん。


滑音をかけるご自身が「滑音を聞きたい」と思ってややゆっくりめに

入れてみてはどうでしょう。





リファインド 二胡 Shina (寺嶋級江)

リファインドな二胡プレーヤー Shina & 二胡インストラクター 寺嶋級江

0コメント

  • 1000 / 1000