チューナーを利用する際に注意したいこと

チューナーを利用してピッチを確認する際に注意したいことがあります。


これはあくまで私自身の経験からですが



チューナーを利用することは「正しいピッチ」を確認しやすいメリットと同時に


「針ばかりに目が行ってしまう」


ため、


「正しい音を耳で(体で)覚えにくい」というデメリットがあります。



また「チューナーで常にピッチを確認できないと不安」な気持ちになるため、

チューナーに依存しやすくなります。



チューナー離れができるようになるためにも



日頃からメロディーを「声に出してうたう」ことをおすすめします。


チューナーを利用して二胡を弾く場合、

ある程度までは仕方ないのですが、正しい音が確認できた時、


実際に


「声に出してうたって覚える」


という作業をすることをおすすめします。


チューナーでピッチが合う確率が増えたら、合わない確率の高い音だけ

針を見て、正しい音が取れたときに、やはり


「声に出して覚える」


という作業を繰り返していくことで、正しいピッチが体に入りやすくなります。


教則本に模範演奏のCDなどがある場合、


「何度も聴くこと」


をおすすめします。



ある程度弾けるようになったら


「音源を流しながら一緒に弾いてみる」


のもおすすめです。


模範のテンポが速い場合は、テンポを変換できるボイスレコーダーなどに

取り込んで、自分が弾きやすいテンポにしても良いでしょう。



環境的に可能なら キーボード(今はスマホで簡易キーボードならダウンロードもで

きるのかな?)など、


「絶対にピッチが狂わないツール」で

「正しい音をすぐに聞ける環境をつくる」


ことができたら尚理想ですね。




リファインド 二胡 Shina (寺嶋級江)

リファインドな二胡プレーヤー Shina & 二胡インストラクター 寺嶋級江

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