楽器の選び方

本場中国でも物価高で値段が高騰しているそうです。

実際に試奏ができて、メンテナンスもきちんとやってもらえるところで

探すのがおすすめです。

二胡教室で紹介してもらえることもあり、その場合、アフターケアについても

きちんと対応してくれるため、安心できます。

私も今まで、ゆうに100台以上の二胡を試奏してきました。

予算内で良いものと出会えると良いですね。

木の材質、皮の品質によっても音色が違うため一台として同じ

音色のものはないと言われていますが、一般的に（皮のランクは置いておいて）

木の材質による音色の違いがあるように思います。

紫檀　　パワフルで華やか。色っぽい、土っぽい音色。

　　　　個人的には女性らしいイメージを感じます。

老紅木　落ち着いた音色。深さとともに、柔らかさがある。　

　　　　枯れたような繊細さも出せる、個人的に好きな音色。

血檀　　紫檀と老紅木の合いの子みたいな感じです。

　　　　紫檀より柔らかい音。老紅木より明るい音色。

　　　　最近ではほとんど見かけなくなりました。

黒檀　　本物の高級黒檀には今まで一台しか会ったことがありません。

　　　　野太く、パワフルな音色です。

　　　　一般的にある黒檀は本物の黒檀をもっと軽くしたような感じ。

　　　　「二胡」という音色をイメージしやすい音かもしれません。

黒紫檀　老紅木と黒檀の間のような感じ。

　　　　黒檀よりはさわやかで水々しい音色。

　　　　音の余韻が長いように思います。

檀木　　音の系統は紫檀に似ているように思います。

　　　　紫檀より音色の深さや表現力はないものの、音は出しやすい。

紅木　　老紅木をもう少し、明るくした感じ。

私の二胡も実際に師匠に紹介してもらいました。

もう、今では滅多に手に入らない貴重な楽器です。

かれこれ15年くらい弾いていますが、ぐんぐん音がよくなっています。